日本全体で4,700万戸にのぼる既存住宅のうち約70%(約3,300万戸)は、平成4年以前に建てられた省エネルギー性能の低い住宅であると言われています。既存住宅の性能向上が大変重要な課題であるにも関わらず、その取り組みはあまり進んでいません。
飯田市は冬期は-10℃ 夏期は40℃近くにも達し、新築住宅は外気温の温度差50℃に対応した性能を確保しなければなりません。新築並みとは行かなくても、予算に合わせた断熱改修の方向性を示し、既存住宅の室内環境の向上の為のメニューをまとめてみました。ご参考にして頂ければ幸いです。