RC住宅 杉板仮枠打ち放し 『伊那谷Style』No,41

鉄筋コンクリート(RC)杉板打ち放しの住宅の1階部分の鉄筋工事が立ち上がってきました。先行して玄関袖壁の杉板仮枠の様子も見えてきました。コンクリート打ち放しは一発勝負なので工事にも特段の神経を使います。特に今回は室内のインテリアを含めて杉板仮枠打ち放し。大勝負はこれからです。

鉄筋コンクリート(RC)壁式構造の配筋工事中。通常のRC造のゴツイ柱は無く、薄い壁が柱となります。その薄い壁の中にダブルで鉄筋が配筋されるので、精度が要求されます。配筋が終わると杉板の仮枠を起ち上げます。勿論、室内は杉板仮枠打ち放し仕上げです。

 

杉板仮枠打ち放しの型枠工事中。

夏と冬の杢目を浮き上がらせて、コンクリートに転写します。丁寧に仕事を進めてくれています。

出隅部分の杉板仮枠の造作

杉板を斜めに削って留めに合わせています。出隅のコンクリート面に杉板がぐるっと継ぎ目無く転写されます。